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こんな疑問を解決します
- トルコのネット回線事情は?
- 現地のSIMは高いって本当?
- どの通信手段がお手軽で簡単?
- トルコ旅行におすすめのeSIMは?
トルコ旅行を計画中、現地での通信手段をどうすべきか迷っていませんか?
ホテルや街中のフリーWi-Fiだけで事足りるのか、日本でSIMカードやeSIMを準備していくのがいいのか、はたまたトルコ到着後に現地キャリアのSIMを購入するのがいいのか・・・。
この記事では、現地のネット回線事情、現地SIMの最新情報、トルコ旅行におすすめの通信手段についてお伝えします。

- 1. トルコのキャリアSIMカード
- 1.1. 現地SIMをおすすめしない3つの理由
- 1.2. 現地SIMカードはどこで買える?
- 1.3. トルコの主要携帯キャリア3社
- 1.3.1. Turkcell(トゥルクセル)
- 1.3.2. Vodafone Türkiye(ボーダフォン トゥルキエ)
- 1.3.3. Türk Telekom(トゥルク テレコム)
- 2. トルコ旅行でSIM事前購入すべき?
- 2.1. 旅行者に聞いた!みんなどうしてる?
- 2.2. フリーWi-Fiの普及状況
- 2.2.1. 各都市の空港
- 2.2.2. 各町のオトガル(バスターミナル)
- 2.2.3. 街中の公共Wi-Fi
- 2.2.4. カフェ・レストラン
- 2.3. [実例]ネット接続が必要なケース
- 2.4. トルコ観光旅行で一日に必要なギガ数
- 2.4.1. 一日に必要となるギガ数の目安
- 2.5. 結論:何らかしらの通信手段は必要
- 3. トルコで使える日本のキャリア携帯
- 3.1. ahamo
- 3.2. 楽天モバイル
- 3.2.1. ahamoと楽天モバイルのサービス
- 4. トルコで使えるeSIM
- 4.1. eSIMとは?
- 4.2. eSIMを選ぶメリット
- 4.3. eSIMを選ぶ際の注意点
- 4.4. トルコで接続実績のあるeSIM
- 4.5. Amazonで買えるトルコのeSIM
- 4.6. eSIMの設定方法
- 5. 日本で購入できるトルコのSIMカード
- 5.1. Amazonで買えるトルコ対応SIMカード
- 6. トルコで使えるWi-Fiルーター
- 6.1. Wi-Fiルーターのメリット
- 6.1.1. 1. 複数デバイスでの同時利用が可能
- 6.1.2. 2. SIMカード交換やeSIM設定が不要
- 6.1.3. 3. スマホのバッテリーを節約できる
- 6.2. Wi-Fiルーターのデメリット
- 6.2.1. 1. 荷物が増える
- 6.2.2. 2. 充電の心配
- 6.2.3. 3. 端末の受取り・返却の手間
- 6.2.4. 4. 料金が高い傾向
- 6.3. 人気のレンタルWi-Fiルーター
- 7. トルコのネット注意点
- 7.1. スマホ通信規制がある!?
- 7.2. あると便利!VPN
- 7.2.1. 安心して利用できる日本のVPNサービス
- 8. まとめ
トルコのキャリアSIMカード

まず結論からお伝えします。
短期の旅行ならば、現地SIMの購入は検討しないほうがいいです。
海外旅行において現地SIMを調達するほうが安い国はたくさんあるかと思いますが、トルコの場合は2025年の今現在、現地で購入するのはおすすめしません。
その理由を以降で解説します。
現地SIMをおすすめしない3つの理由
- 大容量のプランしか選べない
- 値段がすごく高い
- トルコ以外で使えない
外国人旅行者が購入できるのは、通称「ツーリスト用SIM」というパッケージ。
「データ:20GB、通話:750分、SMS:250回」のようにパッケージ化されており、最低プランを選んでも一週間やそこらの旅行ではとても使い切れないほどの大容量。
ゆえに値段がものすごく高いです。
2025年5月現在、私が住んでいる中規模都市のキャリア公式ショップでも最低プランが1,500トルコリラ(約5,600円)。
観光地のショップなら+1~2割増し、空港なら+3~4割増しぐらいは覚悟したほうがよいでしょう。
イスタンブールの空港では50ユーロ(約8,200円)を超えていた、という話も聞きます。
またトルコのSIMはトルコ国内でしか利用できないので、余ったギガを乗り継ぎの国などで消費することも出来ません。
トルコではツーリスト用SIMだけが高いのではない!
2025年現在、トルコ国民や滞在許可を持つ外国人が契約できる通常プランでさえ、新規SIMの購入やトップアップの値段は爆上がりしています。
公式サイトやショップ前に貼られている料金表を見ると「地元の人だけ安くてズルイ!」と思うかもしれませんが、あれは特定の条件を満たした時のみのキャンペーン価格であり、実際の負担額はもっと多い上に毎月税金も徴収されています。
私は便宜上トルコのSIMも持っていますが、日本の楽天モバイルの回線を併用して毎月の負担を少なくしています。
トルコでも楽天モバイルのローミングは快適に繋がる上、日本への通話も無料なので本当に助かっています!
トルコの物価や各観光地の最新の入場料など、トルコ旅行の費用については以下の記事で詳しく解説しています。
現地SIMカードはどこで買える?
そうは言っても、トルコへ来てから現地SIMを購入する必要が出てきた!という方がいるかもしれないので、トルコのSIM情報もお伝えしておきます。
トルコのSIMは以下の場所で入手できます。
- 空港内のSIMパッケージ販売店
- 市内のキャリア公式ショップ
- 市内のモバイル代理店
空港内のショップはかなり割高だけれど、英語が通じるという利便性あり。
市内へ出てから購入するのであれば、キャリアの公式ショップが安心でしょう。
ただしトルコ語しか通じない可能性が高いので、コミュニケーションの難しさは覚悟で。
APN設定やSIMのアクティベーション(有効化)はショップ店員がやってくれるはずですが、日本語は読めないと思うので端末の言語設定の変更を求められるかもしれません。

端末のSIMロック解除は事前に行なっておく必要があります。
トルコの主要携帯キャリア3社
トルコには主要携帯キャリア3社のほか、主要キャリアのネットワークを利用するMVNO(格安SIMを提供する通信事業者)も存在します。
ここでは旅行者が利用するであろう主要キャリアの3社を紹介します。

Turkcell(トゥルクセル)
トルコ最大手の携帯通信事業者。
40%以上の市場シェアを持ち、都市部から農村部まで全国的に繋がりやすい。
外国人旅行者向けプラン「Tourist Welcome Pack」で20GBからのパッケージを提供。
Vodafone Türkiye(ボーダフォン トゥルキエ)
世界的な通信企業Vodafoneグループの一員。
主要都市での通信品質が高い。
外国人旅行者向けプラン「The Welcome to Turkey Package」で20GBからのパッケージを提供。
Türk Telekom(トゥルク テレコム)
元は国有企業として設立され、現在は民間資本も含む通信事業者。
3社の中でシェアやカバレッジは一番低いが、コストパフォーマンスに優れている。
外国人旅行者向けプラン「Tourist Welcome Package」で25GBからのパッケージを提供。

私はTürk Telekomを使っていて、これまでトルコのあちこちを旅行していますが繋がらずに不便を感じたことは今のところないです。
よほどの農村部や山間部にでも行かない限り、基本的にどのキャリアでも問題はないと思います。
どれにするか迷ったらTurkcellにしておけば間違いないでしょう。
トルコ旅行でSIM事前購入すべき?

そもそもトルコ旅行では、通信手段を確保しておくべきなのでしょうか?
他のトルコ旅行者はどうしているのか、ネット接続の必要性やフリーWi-Fiの普及状況なども含めて順に見ていきましょう。
旅行者に聞いた!みんなどうしてる?
弊社のオフィスへ来られた日本人旅行者の方々に、「トルコでの通信手段ってどうしてますか?」とアンケートをとってみました。
ちょうど20名のデータが集まったので、結果を公開します。
※19名+1家族(お子様を含む4名)を20名としてカウント

結果は上記グラフのとおり。
- トルコで購入した現地SIM:15%(3名)
- 日本のキャリア携帯:35%(7名)
- 何かしらのeSIM:40%(8名)
- レンタルWi-Fiルーター:5%(1名)
- 何も用意していない:5%(1名)
割合で見ると、やはりeSIMを利用されている旅行者が多いようです。
その次に多いのは、日本の携帯キャリア(楽天モバイル、ahamo、povo)をそのまま使って海外ローミングされている方々。
トルコで現地SIMを購入された方も3名いて、皆さんイスタンブールの空港で手配されたとのこと。
レンタルWi-Fiルーターの利用は4名のご家族旅行で、1台のルーターをみんなでシェア。
何も用意されていない1名は、同伴者の接続を必要な時だけテザリング(※)で使わせてもらっている、とのことでした。
※テザリングとは:スマホをアクセスポイント(親機)として別のスマホへインターネット共有させる仕組み

eSIMを用意された方の中には、「トルコで使えるって聞いて買ったんだけど結局まだ使えていないんです...」という方もいました。
フリーWi-Fiの普及状況
2025年現在、トルコの主要都市や観光地での利用状況は以下のとおり。
各都市の空港
イスタンブール空港(IST)では1時間の無料Wi-Fiが提供されています。
接続にはSMS認証、または空港内のキオスクでパスポートをスキャンさせパスワードの取得が必要。
その他の都市でも無料Wi-Fiが利用できる空港はありますが、地方の空港では接続にトルコの電話番号が必要になる場合や、そもそも使えるWi-Fiがなかったりすることもあります。
各町のオトガル(バスターミナル)
多くのオトガルでは無料Wi-Fiサービスを提供していません。
長距離バスの車内では無料Wi-Fiが利用できるケースがありますが、オトガルには設備としてない場合がほとんど。
オトガル内のカフェやレストランでは個別に提供していることがあります。
街中の公共Wi-Fi
都市によっては中心地で公共の無料Wi-Fiサービスが利用できることがあります。
ただしSMS認証やトルコの電話番号で接続する必要があり、外国人旅行者には使いづらいかも。
大型のショッピングモールでは無料のWi-Fiを提供していることが多いです。
カフェ・レストラン
一部のカフェやレストランでは無料Wi-Fiサービスを提供しています。
特にチェーン店や観光地のカフェでは導入しているところが多く、パスワードを教えてもらえば利用することが出来ます。
便利なトルコ語「Wi-Fiを使わせてもらいたい時」
Wi-Fi var mı?(ワイファイ ヴァル ム?)
日本語訳:Wi-Fiありますか?
翻訳アプリだともっとややこしいフレーズが出てきますが、実際はシンプルにこう聞くのが簡単だし一発で通じます。
使えるフリーWi-Fiがある場合は、SSIDやパスワードを教えてくれるでしょう。
ない場合は「Maalesef yok.(マァーレセフ ヨック)=残念ながらありません」などと返されるかも。
トルコ語で「Var(ヴァル)=ある」、「Yok(ヨック)=ない」は本当によく使われるので覚えておくと便利!

[実例]ネット接続が必要なケース
トルコの観光旅行でネット接続が必要になりそうなケースをシチュエーション別にあげてみます。
- トラブル時
- 観光中
以下のようなトラブル発生時には特に、ネットで情報を調べたり関係各所へ連絡するためにネット接続が必要になるでしょう。
- 飛行機の欠航や遅延時
- バス予約の急な変更やキャンセル時
- 持ち物の紛失・忘れ物・盗難時
- 予約済み現地ツアーの急な変更やキャンセル時
観光中、以下のようなケースでネット接続があると便利でしょう。
- マップで場所を確認したりナビを使いたい時
- 現地の最新情報を調べる必要がある時
- レストランやカフェなど店舗情報をチェックしたい時
- 現地で知り合った人と連絡先交換をしたい時
弊社サービスをご利用のお客様にはトルコ滞在中、LINEチャットや通話での日本語サポートを提供しているので、トラブル発生時や困ったことがあった時に外出先からご相談いただくケースがあります。
そういう時は皆さん「ネットが繋がって助かった!」と仰っているので、やはりトラブル時にはネット接続は必須かもしれません。
トルコ観光旅行で一日に必要なギガ数
データ使用量(ギガ数)は利用目的や行動パターンによって異なりますが、外出時に使うデータ量の大まかな目安として以下ご参考まで。
ネット使用用途 | 必要なデータ使用量目安 |
---|---|
地図アプリの利用 | 1時間あたり50MB程度 |
メッセージアプリ(LINE、WhatsAppなど) | 一日あたり50MB未満 ※画像や動画の送受信を頻繁にする場合はもっと |
SNS(Instagram、X、Facebookなど) | 1時間あたり30MB程度 ※閲覧や写真投稿を頻繁にする場合はもっと |
メールの送受信 | 1メールあたり10MB未満 |
Webブラウジング | 多くの情報検索をしても一日あたり500MB程度 |
動画視聴(YouTubeなど) | 1時間あたり1GB程度(標準画質使用時) |
一日に必要となるギガ数の目安
- 本当に必要時だけの利用:~200MB/日
- 軽めの利用:200MB~500MB/日
- 中程度の利用:500MB~1GB/日
- ヘビーな利用:1GB~/日
必要データ量はこのぐらいを目安に。
結論:何らかしらの通信手段は必要
今の世の中すべてが「ネットありき」で動いていて、それはトルコでも同様。
完全に個人で旅行をするのなら、フリーWi-Fiに頼るだけではやや不安かもしれません。
ホテルなどWi-Fiが使えるところでは極力Wi-Fiを使って通信費を節約しつつ、いざという時のために何かしらの通信手段を確保しておくのが安心です。
トルコで使える日本のキャリア携帯

最近の日本の携帯プランは海外ローミングが「従量制」ではなく、自分の契約プランから海外のデータ量が消費される「定額サービス」が主流。
そのため海外ローミングの高額請求の心配がなく、別途SIMを用意したりする面倒もないので、トルコ旅行では日本の携帯プランをそのまま利用するのが実は一番お得で簡単!
中でも、海外ローミングの手続きや追加料金の支払いをする必要がなく、トルコに到着したら「海外ローミング:ON」に切り替えるだけでそのまま利用できる日本の携帯キャリアおすすめ2社をご紹介します。
ahamo
おすすめ1つ目は、ドコモのサブブランドであるahamo。
海外利用のための別途オプション申し込みが不要で、通常の契約プラン「30GB:2970円(税込)」を追加料金なくそのままトルコでも利用できます。
ただし海外利用できるのは利用開始日から15日まで。
月に30GBまでを日本と海外で使えるので、容量を気にする必要もないでしょう。
15日以内の短期旅行者には良い選択肢。
楽天モバイル
おすすめ2つ目は、楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」。
こちらも海外利用のための申し込み等は不要で、海外で使ったデータ分も国内利用と同様にプラン利用料として消費されます。
海外利用は月に2GBまでと容量が少ないけれど、ホテルのWi-Fiなどを利用すれば短期の旅行なら実際は2GBでも十分だったりします。
最安で月1,000円程度で利用できるので、私も含め海外在住者やよく海外旅行をする人は、デュアルSIM対応の端末を使い「サブ回線」として楽天モバイルを契約している人が多いです。

楽天モバイル利用者は、対象の航空会社の国際線フライト機内でも追加設定なしローミングが利用できますよ。
詳しくは「機内ローミングのご利用方法」をチェック。
ahamoと楽天モバイルのサービス
ahamo | 楽天モバイル | |
---|---|---|
対応エリア | 91の国・地域で高速データ利用可 | 90以上の国・地域で高速データ利用可 |
海外利用プラン | 30GBまで:2,970円(税込) ※国内利用と合わせた容量上限 | 毎月2GBまで無料(プラン利用料に加算) ~3GB:1,078円(税込) ~20GB:2,178円(税込) 無制限:3,278円(税込) |
トルコでの利用実績 | あり:◎ | あり:◎ |
利用方法 | 現地到着後:端末の海外ローミング設定をONにする | ・出国前:my楽天モバイルから海外ローミング設定をONにする ・現地到着後:端末の海外ローミング設定をONにする |
その他・注意点 | ・15日経過後は通信速度が送受信最大128kbpsに落ちる ・通話やSMSは別途料金が発生 | ・2GB超過後は通信速度が送受信最大128kbpsに落ちるが、1GB:500円で追加可 ・「Rakuten Link」で日本への通話やSMS送受信が無料 |
公式サイトURL | >> ahamo公式 | >> 楽天モバイル公式 |
トルコで使えるeSIM

ここからは、トルコで利用可能なeSIMについて解説していきます。
eSIMを使ったことがない人のために、eSIMの基本についても少し触れておきます。
eSIMとは?
eSIM(Embedded SIM)とは、従来の物理的なSIMカードを必要とせず、デジタル的にプロファイルをスマホにダウンロードして利用する仕組み。
物理SIMカードを入れ替えする必要なくキャリアの切り替えが出来るのが特徴。
eSIMを利用する場合は、「eSIMに対応している端末を持っている」のが前提になります。
eSIMを選ぶメリット
- 複数のプロバイダーから選択できる
- 現地到着前に購入や設定が出来る
- 物理SIMを交換する必要がない
現在「海外SIM」といえばeSIMが主流になっており、旅行先での通信手段としてかなり便利です。
ただし、「トルコで使えると聞いて買ったけど全然使えない!」という声も現地でお客様からチラホラ聞くので、eSIMを選択する際には注意が必要です。
eSIMを選ぶ際の注意点
海外用のeSIMといっても対象国になってなければ使えないので、超基本ですがトルコが対象国となっているプランを選ぶようにしましょう。
トルコは会社によって分類がヨーロッパだったり中東だったり様々なので、特に周遊タイプのeSIMを選ぶときは確認が必要。
また、設定やアクティベートが上手くいかないなどのトラブルが発生することもあるので、きちんとサポートしてくれる体制がある会社かどうかも重要です。
トルコで接続実績のあるeSIM
海外用のeSIMを販売している会社はたくさんあり、どれを選べばいいか迷ってしまいます。
以下に、実際トルコで快適に利用できたという声があった3社をピックアップし、サービス内容をまとめました。
※接続状況はお持ちのスマホの設定やスペックにより変わります。
TRAVeSIM | Nomad SIM | Holafly | |
---|---|---|---|
プラン(トルコ単体) | 最安プラン 1GB/7日:670円~ | 最安プラン 3GB/30日:2,000円~ | 最安プラン 無制限/1日:990円~ |
プラン(複数国対応) | 最安プラン ・ヨーロッパ周遊 1GB/7日:750円~ ・全世界周遊 1GB/7日:1,350円~ | 最安プラン ・ヨーロッパ周遊33ヵ国 10GB/30日:5,000円~ | トルコを含む周遊プランはなし |
提供内容 | データ専用 通話&SMS:× | データ専用 通話&SMS:× | データ専用 通話&SMS:× |
テザリング | 可能 | 可能 | 可能 ※1日500MBまで |
追加チャージ | プランにより可能 | 不可 | 可能 |
接続先キャリア | Türk Telekom | Turkcell | Turkcell/Türk Telekom |
特徴 | ・サポート体制が充実 ・短期旅行向け | ・日本企業が運営 ・長期旅行向け | ・スペインの企業が運営 ・大容量使いたい人向け |
サポート | ・日本語LINEサポート 12:30~20:30 ・日本語緊急電話サポート 24時間365日 | ・メール問い合わせ 平日10:00-17:00 | ・チャット問い合わせ 24時間365日 |
公式サイトURL | >> TRAVeSIM公式 | >> Nomad SIM公式 | >> Holafly公式 |
Amazonで買えるトルコのeSIM
トルコ対応のeSIMはAmazonでも購入できます。
例えば、AmazonでトルコのeSIMを検索すると、以下のようにトルコ単国プランと周遊プランのeSIMがヒットします。

使える日数の違い、ギガ数、電話番号やSMSの有無など条件によって様々なeSIMがあるので、実際にトルコで使った人のレビューも参考に希望に合ったものを選ぶとよいでしょう。
eSIMの設定方法
eSIMを申し込んだ後の一般的な流れは以下のとおり。
Step1:キャリアから送られてきたeSIMの情報を手元に用意する
Step2:eSIMを端末に設定する(QRコードのスキャンが主流)
Step3:インストールしたeSIMに切り替える
Step4:データローミングをONにする
基本的には申し込みしたキャリアから送られてくる設定方法にそって作業を進めれば、問題なくアクティベート出来るはずです。
日本で購入できるトルコのSIMカード

eSIMに対応した端末を持っていない、もしくはeSIMの利用には不安があって、物理カードタイプのSIMを使いたいという場合には、日本でトルコ対応のSIMカードを購入することも出来ます。
Amazonで買えるトルコ対応SIMカード
トルコ対応のSIMカードで、トルコで使えたという高評価の口コミが多いSIMカードをピックアップ。
トルコ単国とヨーロッパ周遊タイプそれぞれのリンクを貼っておきます。


トルコで使えるWi-Fiルーター

最近では日本のキャリア携帯でのローミングやeSIMの利用が主流になり、レンタルのWi-Fiルーターは以前に比べると利用者は減っているようです。
しかし場合によってはWi-Fiルーターのほうが使い勝手が良いケースもあるので、以下にメリットとデメリットをあげてみます。
Wi-Fiルーターのメリット
1. 複数デバイスでの同時利用が可能
レンタルWi-Fiルーターは、スマホやタブレット、ノートパソコンなど、複数のデバイスを同時にインターネット接続できます。
これにより家族旅行など大人数での旅行では1台の契約で済むため、コストパフォーマンスは高いと言えます。
2. SIMカード交換やeSIM設定が不要
現地SIMやeSIMを利用する場合、交換や設定の手間が発生します。
一方、Wi-Fiルーターは電源を入れるだけで使えるので、事前の準備という点で負担は少ないと言えるでしょう。
スマホの設定などにあまり詳しくない人にとって簡単に使えるところは最大のメリットです。
3. スマホのバッテリーを節約できる
旅行中スマホは写真や動画の撮影などにも使うことも多く、スマホのバッテリーの減りが早い傾向が。
特にローミングでLTEや5Gで常時接続していると、バッテリーの消耗が早くなります。
Wi-Fiルーター利用時はスマホ側の設定を「機内モード+Wi-Fi:ON」としておけば余計な電波を探しにいくことがなく、スマホのバッテリーの消費を抑えられます。
Wi-Fiルーターのデメリット
1. 荷物が増える
Wi-Fiルーター本体を持ち運ぶ必要があるため、荷物が増える点は避けられません。
スマホに加えてもう1台モバイル機器が増えるのは、人によっては管理の点でも面倒に感じるかも。
ルーター本体の小型化が進んでいるとはいえ、なるべく身軽で観光したい旅行者には大きさや重さがやはり気になります。
2. 充電の心配
Wi-Fiルーターのバッテリーは通常6〜10時間程度で切れてしまいます。
スマホの充電とは別に、Wi-Fiルーター本体の充電も気にする必要あり。
必要な時だけ電源を入れるような使い方なら問題ないですが、常にオンにして使う場合には別途モバイルバッテリーを持ち歩くなどの対策が必要です。
3. 端末の受取り・返却の手間
Wi-Fiルーターのレンタルは、自宅への郵送または空港での手続きのどちらかを選べる場合が多いですが、いずれにしても受取り・返却の手間があります。
特に空港で受取りや返却を行なう場合、付属品まで含むWi-Fiルーターの一式を手荷物で持ち運ぶ必要があり、その点もデメリットと言えるでしょう。
4. 料金が高い傾向
多くのレンタル式Wi-Fiルーターは1日あたりの定額料金×日数のため、長い旅行になるほど料金も高くなりがち。
さらに、紛失や盗難時の補償などの任意オプションを付けていくと、総額はかなり高くなってしまうことがあります。
人気のレンタルWi-Fiルーター
トルコでも利用できるWi-Fiルーターのレンタルサービスを提供している2社をピックアップ。
グローバルWiFi | 海外Wi-Fiレンタル利用者数No.1、日本企業が提供するサービス。 200以上の国と地域に対応しており、トルコは4Gでの提供。 トルコは単国プランのほかヨーロッパ周遊プランにも対応。 空港や主要都市での受取り・返却が可能。 |
ZEUS WiFi for GLOBAL | シンプルな料金体系とリーズナブルな価格設定。 データ量無制限プランもあり。 トルコは単国プランのほかヨーロッパ周遊プランにも対応。 受取り・返却は基本的に郵送対応。 |
トルコのネット注意点

スマホ通信規制がある!?
トルコではネットワーク自体が完全遮断されることはないですが、以下のようなタイミングでSNSや特定のウェブサイトへのアクセスが政府によって制限されることがあります。
- 政治的な緊張や抗議活動が発生した時
- 自然災害や重大な事件が発生した時
- テロ事件やその他の安全保障上の懸念がある時
影響を受けるのは、Instagram、Facebook、XなどのSNSやYouTube等の動画プラットフォーム。
一斉にアクセスが出来なくなります。
それ以外にも、一部のウェブサイトは海外からのアクセスを常にブロックしていたりと、規制は全体的にやや厳しめです。
あると便利!VPN
前述のように規制が厳しいため、トルコではVPNを使えるようにしておくと何かと便利で、実際に私を含めトルコ在住の日本人の多くは必要時にVPNを利用していると思います。
短期の旅行ならわざわざ用意する必要はないかと思いますが、もしトルコ旅行中に頻繁にフリーWi-Fiを利用する予定があるのなら、セキュリティの点からVPNの利用は推奨されます。
安心して利用できる日本のVPNサービス
MillenVPN | 業界最高水準のセキュリティを誇る日本発のVPNサービス。 VPNを通せば海外のフリーWi-Fiも安心して利用できる。 7、15、30日間のワンタイムプランがあり海外旅行時に利用しやすい。 |
スイカVPN | 日本の企業が提供する安心のVPNサービス。 強固なセキュリティによりデータの安全性を確保。 最短1ヶ月プランがあるので海外旅行時のみのスポット利用もしやすい。 |
まとめ
これまでの内容をまとめると・・・
- eSIM対応の端末を持っている人、ガジェット系に強い人
⇒ 旅行プランや希望条件にあったeSIMを選択 - よく海外旅行をする人、都度用意するのが面倒な人
⇒ ahamoや楽天モバイルをメインまたはサブ回線として契約 - 家族旅行や大人数で旅行する人
⇒ レンタルWi-Fiのシェア使いも検討 - トルコに長めに滞在し、現地電話番号も欲しい人
⇒ トルコで現地SIMを購入
となります。
トルコ旅行に向けて準備をする際の参考にしてみてください。
トルコ旅行の全体的な予算、滞在中にかかる費用、観光地の入場料、節約術については以下の記事で詳しく解説しているので、こちらも参考にしてみてください。
※掲載情報には細心の注意を払っていますが、情報の正確性、有用性について保障するものではありません。

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